とんぼ玉とミクロモザイク海津屋

株式会社海津屋
一般社団法人日本ミクロモザイク協会(本部)

TEL 03-3927-2217(10:00-17:00)
不定休(来店時要予約)

〒114-0001
東京都北区東十条4-7-18-2F

【出品】新潟歴史博物館のミュージアムショップでとんぼ玉作品販売 &【コラム】古代ガラスをみる楽しさ

新潟県立歴史博物館のミュージアムショップに、期間限定で海津屋のとんぼ玉ネックレスなどの作品を数点置いていただけることになりました。

新潟県立歴史博物館
「古代ガラスの3つの軌跡」

2025/4/19(土)‐6/8(日)

作品は、博物館内のミュージアムショップにて販売

※コーナーを作っての展示ではありません。
ミュージアムショップにて数点の作品の販売です


【コラム】

海津屋ではとんぼ玉の中でも金太郎飴のように描く顔や模様を作る技法を特に使って制作しています。
この「金太郎飴のような技法」、実は紀元前から存在していたもの。

バーナーで作っている様子を動画で紹介していますので、インスタグラムでチェックしてみてください。(インスタグラムへ)

近頃ご縁があって、考古学的なガラスの魅力に取りつかれているので、ちょっとここで私(中野とっと)がハマる古代ガラスの魅力のポイントを語らせていただきます。

まず一番は、今は安定的な火力を供給できるバーナーで作っていますが、2千年以上も昔、どうやって金太郎飴のようなパーツを作ったのか?ロマンを掻き立てる一つの要因です。それでいて絵柄がかわいい!

そして、なんでこのデザインを描いたのか、何か意味があったのか、想像が広がります。
正解はかわらないので、どんどん妄想を広げて楽しめます。

またガラスは鉱物や火力によって色が変わるため、偶然性の織り成す色がおもしろい。
見ているうちに「何故か目が離せない!」という品との出会いがちょこちょこあります。
惹きこまれる青や、グレー?白?黄色?などとは形容しがたい透明色。それに加わる、時を経て銀化した輝き。
何千年前の人も、これができた時にはものづくりをする人がいいものができた時に感じる「よし。」というあの気持ちを感じたのかな、とか。

また、食器など用途もさまざまでどう使われていたのか、どんなところに置かれていたのか、そんなことを考えているとあっという間に時間が経っていて、展示会場を出るころには幸せいっぱいになっています。

今回、新潟県立歴史博物館に置いていただいた作品は、
そんな金太郎飴の技法を使ったとんぼ玉や、ローマンガラスや天然石を使ったネックレスが中心です。
(下の画像がその一部)

期間限定なので、新潟県立歴史博物館へお立ち寄りの際はミュージアムショップにもぜひ足を運んでみてください!

「顔などパーツを作ってみたくなった!」
「昔のとんぼ玉をモデルに作品を作ってみたい」
という方は、海津屋の教室でチャレンジしてみてください。