こんにちは。
ガラスアクセサリーの緻密な秘密から、ワクワクを広げる
とんぼ玉とミクロモザイク海津屋 中野とっとです。
今回はお客様とのやりとりから、「これは伝えたい!」というミクロモザイクの秘密が出てきたので、ご報告します。
たぶん、とんぼ玉を作っている人ならわかると思うのですが、
ガラスって光によって色の見え方が違います。
ずっとガラスと付き合っていると、それが自然になってきて「青は青」という認識。
だから作品を展示するときや撮影では、より色が映える自然光や照明を求めて、微妙な光の違いをとても気にします。
ミクロモザイクに使っているガラスも透明には見えないのだけれど、実は光を通していて
受けた光によって色が変化します。
ご購入いただいたりプレゼントでもらった方が、その箱を開けた時、
明るい日差しの窓辺で開けていただいたら「鮮やかな水色」でも、
仕事から帰ってきた夜、落ち着いた白熱灯や、蛍光灯の下で箱をあけると「くすんだ青」に見えます。
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一方、イタリアの「モザイク用のガラス」は光に影響されないように、何百年と追求を繰り返し作られています。
(イタリアでも工房によって、使い道や独自性を求めて様々な異なる性質のガラスがつくられているんです。)
透明感を極力抑えていく=光の影響を受けにくくなっています。
そんなガラスを使い、発色のよいガラスのお土産が作られています。
お土産品の色がとても新鮮で買ったけど、日本に帰ってきたら「華やかすぎて着けられなかった」という話をよく耳にします。
日本人には日本のガラスという思いと、緻密な模様をつくる作業性から、海津屋では国産のとんぼ玉用のガラスを主に使っています。
とんぼ玉のガラスは光に影響されることが通常なので、照明によって暗く感じることがあるのです。
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だから、お友達とレストランで待ち合わせをしてお食事したあと、
外にでたタイミングでお友達が「あれ?素敵なの着けてるね」って言われることがあると思います。
それはお友達のせいではなく、光のマジックなんです。
「昔イタリアのお土産にこういうのあったの知ってる?
それを日本のガラスで作ってるんだけど、
ヴァチカンの寺院の絵がこの技術なんだって。
いつか一緒にじっくり見に行きたいね!」
なんてお話が弾むと嬉しいですね!
そんなあれこれな思いと研究を重ねながら、日本のミクロモザイクを作っています。
一緒にミクロモザイクを広めていただける仲間も募集中。
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